2016年10月16日(日)に熊本県宇土市にある立岡自然公園の池で第6回 九州MAC杯 熊本地震復興応援大会が開催されました。
2016年4月に発生した震災後初めての開催となります。
自分自身は震災後初めて熊本に入ったのですが、6ヶ月たった今でも、高速道路の車線規制や道路が寸断されている箇所があり地震の激しさと同時に、復興にはまだ時間が掛かると感じました。
復興が続くなか、MAC杯の開催を自粛するべきか考えましたが、少しでも熊本を元気にする事ができるならと考え開催する事としました。
立岡自然公園はキャンプ場やテニスコート等の設備も有り、県内有数の桜の名所として有名で地元の方々の憩いの場となっている公園です。
池の規模は広大で小規模なダム程度の大きさがあり、へら鮒釣りの他にブラックバス釣りに人気のあるフィールドとなります。
今回のMAC杯参加者は48名、福岡、佐賀、熊本と九州の各地より参加して頂きました。
被災された方もおられるなか参加できるのか心配でしたが、顔馴染みのメンバーとの再会に受付会場は賑やかな雰囲気となりました。
朝6時の受付後、麻野インストラクターの競技説明があり、参加者の皆さんはそれぞれ各釣り座に移動されていきました。
大会前日の晩より雨混じりとなり天候の心配もありましたが、大会当日は大した雨も降らずに風も穏やかで絶好の釣り日和となりました。
池の状況は水位はほぼ満水となっており、前日試釣された方の話では、まずまずとの情報でしたが
立岡の池に48名の釣人が並ぶという今までにない光景となり人的プレッシャーもかなりのものとなりました。
大会が始まり、なかなか竿の立たない時間が続き、誰かがあわせるとどよめきがおきるという過酷な状況のなか
ポツリポツリと竿が立つようになりました。
大会終了後、アタリをもらうのもままならないという状況となりましたが、半数近くの19名の方が釣果をだされていました。
優勝は、地元熊本の北橋さんでほとんどの方が1枚~2枚という状況のなか5枚という釣果をだされていました。
表彰式も無事に終わり、今回の目玉賞品、折りたたみ自転車(マルキューカスタム麻野仕様)争奪ジャンケン大会が開催され大いに盛り上がることができました。
麻野インストラクターをはじめ、参加者の皆さんの協力があり第6回九州MAC杯を無事に終える事ができました。
今回のMAC杯開催が、少しでも熊本の復興に貢献できたのであれば幸いです。