第4回МAC杯へら鮒釣り大会結果

By | 2016年11月22日

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平成28年10月30日(日)滋賀県甲賀市に位置する「甲南へらの池」でМFG関西へら鮒釣り部門第4回МAC杯へら鮒釣り大会が行われました。参加者44名、内レディス2名含む。

絶好の釣りシーズン「秋」とは言っても最近の天候は温かったり寒かったり、そして雨が降ったり何となく不安定な日々が続いてます。このままではあっという間に秋も過ぎ去り、寒~い冬の到来となるのでは?

当日の朝も冷え込み厳しく相当な喰い渋りが見られるのでは、と思われた。使用する桟橋は2号桟橋裏表、競技規定は総重量でもちろんスレ取りは禁止となっており釣り座の移動はなしとする。竿は7尺から15尺まで、タナは自由で生餌のみ禁止となっている。受付と同時にくじ引きによって釣り座が決まり、各自桟橋に打たれた番号に基づいて入釣、時間とともに競技開始となった。

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各自が自信のある釣り方で競技に挑戦されている。短竿での浅いタナで両ダンゴ、又はセット釣り、規定いっぱいの15尺で1㍍程の宙釣り、又は床釣り、短竿でのチョーチン釣りで両ダンゴ、又はセット釣り、そしてセット釣りでの喰わせ餌に感嘆やわらびウドン、又はトロロ昆布と言った様々な餌や釣り方が見受けられた。
 朝の冷え込みが厳しかったものの早くから竿立ちが見られ次々と玉網に滑り込まれて行く、この調子で行けば優勝ラインは40kg前後の釣果が見られるのでは?と思うぐらいの雰囲気だった。

日が昇ると同時に活性も高まり早くも計量者が続出、1フラシ10kgカットとなっているので約20枚前後での計量となる。「何で今のんが乗れへんねん」とボヤキながらも隣同士で慰めあいながらも一生懸命、自分の釣りに専念されている。そんな中、最年少者となる高校生の瀬戸君が短竿の両ダンゴ、カッツケで好調そのもの、このまま行けば上位入賞は間違いないだろうと思われた。

午前中は寒かったが日中は暖かいと言うよりも暑いぐらいでライトダウンなどを脱ぎ薄着となる。中には半袖も見られた。気温の上昇とともに計量者が続出しながらも午後3時終了となった。

さて、瀬戸君の成績は?惜しくも2位と同重量で受付順位の早い方が優先となっているので3位となった。彼は私が所属するクラブの月例会にもゲスト参加することが多く、会友達のアドバイスを素直に聞き入れ上達されている。今後のへらぶな釣りを期待される好青年でした。 

【大会結果(総重量)(敬称略)】
優勝=鈴木 千秋 38・2kg
2位=山本 敏之 34・4kg
3位=瀬戸 晴晶 34・4kg
4位=坂井  博 34・2kg
5位=上村 恭生 32・4kg
6位=松本 博明 31・9kg
7位=麻野 晶佳 29・8kg
8位=小寺 則之 28・9kg
9位=坂井 利文 26・8kg (マルキュー賞)
10位=岡本 光司 26・7kg

【レディース賞】
優勝=小川 寿子 14・8kg
2位=岡本ひでみ 8・2kg

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優勝者 鈴木千秋さんの仕掛け
竿 7尺、道糸 1・0号、ハリス 上0・8号、8㌢ 下0・6号、38㌢ 上バリ8号、下バリ2号 ウキ ドラゴン極細トップ、ボディー4㌢、餌 粒戦100、粒戦細粒100、とろスイミー50、水200、セット専用バラケ100、プログラム100、軽麩150、単位はC、C 食わせ餌にわらびウドン「彩」ポンプ出し。
タナはチョーチン、セット釣り。

最後に今回はマルキュー株式会社、甲南へらの池の皆さんご協力ありがとうございました。
そして、大会運営のスタッフの皆さんお疲れ様でした。

報告者 引口 晋