第9回MAC懇親へら鮒野釣り大会が梅雨明け直前の7月17日(海の日)に奈良県天理市にある「白川ダム」で開催されました。白川ダムは大和川水系高瀬川の支川楢川にある農業用貯水を兼ねた治水ダムであり、ダムの周囲には散策路やグラウンドが設けられ、釣り(有料、日券1,000円、年券6,000円)をする人や運動、散策を楽しめる住民の憩の場となっているダムです。西名阪国道天理ICから近くアクセスが良く、へら鮒の魚影も濃く、大型・数とも狙える人気のへら釣りスポットです。
当日は天候にも恵まれ晴天の中、開催されました。ダム近隣の古墳公園が集合場所であり、朝早くから33名(女性2名)の方々に参加頂き1枚長寸で競われました。受付終了後、麻野会長、MFG関西 生駒会長、マルキユー大阪支店 本間様のご挨拶が終了し、競技説明の後、参加者は思い思いのポイントに入釣し競技開始となりました。
人気のポイントには、釣り台の間隔も狭く結構な入釣者が見られます。時々もじりもあり釣れる雰囲気を醸し出しています。水色も良く釣果に期待を持たせてくれる雰囲気がいっぱいです。
当日はポイントで釣果のムラがあり、釣れているポイントは限られているようでアタリを見るのにも苦労されている人も多く見受けられました。釣れているのは、浅ダナ両ダンゴ、トロ巻き、ウドンセット、一発や底釣りで釣果を上げた方もいてこれといった決め手は無かったようです。
釣果をみたのは、33名中9名と厳しい釣果となった1日でした。暑い真夏の日差しが降り注ぐ中、午後3時に皆さん和気あいあいの中、無事に競技が終了となりました。
最後に入賞者表彰とお楽しみの大抽選会でおおいに盛り上がりました。上位入賞者は最近のトレンド餌である「カクシン」「コウテン」の使用者が多くいらっしゃり、喰い渋った時にもしっかりと釣果の出せる餌であることが証明されました。
【優勝者 藤井秀和さんの仕掛けと使用エサ】
(仕掛け)
竿:18尺、浅ダナ1m両ダンゴの釣り(ヘラがウキの周りに結構見えたので終日浅ダナ両ダンゴで攻めました)、ハリは上下8号 でしっかりと餌を持たせることが出来る号数を選択しました。
(使用エサ)
「カクシン」200cc、「コウテン」100cc、「バラケマッハ」100cc、水100cc、手水を打って「浅ダナ一本」で調整しました。
■上位3名
今回もマルキユー株式会社様には大変お世話になりました。また、暑い中、参加頂きました皆様、お手伝い頂いたスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
報告者:野口 実