秋晴れの下、45名の参加者にて能登半島の付け根から二つの橋で往来可能な、イカダやフカセ釣り場として人気の高い、石川県七尾市能登島を会場に3尾の総重量、キャノンボール方式で競技が行われた。
天候とは裏腹に、朝から北寄りのかなり強い風が吹いており、風の影響が少ない釣り場であることを第一優先した。
釣り場は緩やかにかけ下がりの約10メートル沖から一気に落ち込んでおり、その先の水深では竿2本と想定した。
半日分のマキエとして、オキアミ3キロに、「ニューチヌパワーダッシュ」、「チヌパワー日本海」、「ニュー活さなぎミンチ激荒」各1袋を強風の中での遠投、水深のある釣り場にも対応するしっかり底に効果が出るように、練り込んで仕上げた。
サシエサは「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「くわせ丸えび丸呑みレッド」、「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」を用意した。それらをローテーション、また、ネリエはサイズや形を変えながらヒットパターンを探る作戦。
仕掛けは全誘導仕掛けで、全体に重さを持たせ、駆けあがりの先、竿2本と想定した水深に対し、ウキごと沈めてマキエの効いている海底付近のみをアプローチ。
エサ取りは気にならず、規定サイズに満たないチヌがエサ取りといったような状況下、用意したサシエサをローテーションしながら、サイズアップを狙った。
結果、45センチクラスを頭にして、規定尾数の3尾を揃え、結果1位に…今回、ホームグランドでの大会ということもあり、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、1位はうれしい(笑)