2025年3月30日、MFG関西本部主催チヌ釣り懇親会が尾鷲の磯で参加者66名の参加者で開催しました。
尾鷲での春の乗っ込みチヌシーズンの最初となる大会でまだ釣果が安定していない時期でもあります。前日の情報を聞いていると場所によるといったところでありました。
それでも、この時期に最初に産卵チヌが入ってくると思われる磯には釣果が挙がっているようで一人で5匹の釣果もあったそうです。
先週から気温も上がっており爆釣するのではと予想していましたが、受付準備を始める頃は気温がかなり下がっており港から選手を送り出す時には不安がよぎりました。
途中経過を磯におられる役員に確認しましたが、うねりが湾内に入っており、潮も早くなかなか厳しい状況であるとの報告がありましたが、さすがMFG会員の皆様です。
尾鷲らしい55cmを超える大型チヌを釣られたMFG関西副会長石井様含め沢山の釣果を見ることができました。
【小堀スタッフからの状況レポート】
ゆき丸渡船さんは表磯にあたる桃頭島、サバル島方面へ向かいました。まず日本記録のチヌが釣れた場所である黒島から磯付けしていき、砂島、松島等着けていき、サバル島の裏面にも磯着けしていきました。
やはり気になったのは実績場である黒島です。前半は潮位が高く釣りがしにくい磯があったかもしれません。そして後半は東寄りの風によるウネリが入り、海が荒れチヌが集まるためのマキエがうまく溜まらない状況となり苦戦した磯が多かったのではないかと思います。
終わってみると 期待していた黒島ではチヌが出ず、松島も4人中1人しか釣果が出せず、ウネリが当たらなかったサバル島の裏面では2名がチヌの釣果を出していました。
やはり黒島ではウネリで落ち着いた釣りができず厳しい状況だったそうです。湾内の磯に比べて居着きのチヌが少ないであろう桃頭島、サバル島周りだったのでチヌの顔を見られた方は少ない1日となりました。
今回はペア賞を中心に大会運営を行いました。
M-1出場の権利を獲得された瀧本雄介様には関西の代表として頑張っていただきたいと思います。
最後に運営にご協力いただきました、かわばた渡船様、大ちゃん渡船様、ゆき丸渡船、協賛いただきましたマルキユー株式会社様におかれましてはありがとうございました。今後も色々な手法で会員の皆様に楽しんでいただけるよう運営していきたいと思います。
報告者:MFG関西 本部事務局 池上康幸