2020年2月24日(祝)に釣堀センター菊水(和歌山県紀の川市)においてMFG関西へら鮒釣り部門第3回寒べら釣り大会が行われました。
釣堀センター菊水は、和歌山県紀の川市にあり、大阪方面、奈良方面からもアクセスし易い立地条件で谷間を堰き止めて作られた池を利用したへら鮒釣り管理池です。また、山々が育んだ酸素たっぷりの湧き水が池に注がれており水位も安定し平均水深4ⅿと深く尺半オーバーの超大型の美へらが釣れる魅力ある釣り場です。
今回は参加者71名と盛会での開催となり重量部門と長寸部門で競技が行われました。道路側桟橋に重量部門41名、山側桟橋に長寸部門35名が参加されました。受付終了後にMFG関西へら部門麻野部長の挨拶、マルキユー株式会社大阪支店長薮内様にご挨拶を頂いた後競技説明が行われました。
くじ引きによって釣座が決まり各自抽選で決定した釣座に入釣されました。大助沖目狙いの長竿から桟橋下狙いの短尺までバリエーションに富んだ釣り方で競技が開始されました。
当日はお天気にも恵まれましたが、釣果の方はスタートから厳しい状況となりました。それでもぼちぼちと竿が立ち始め40㎝を超えるへらが検寸されるたびに歓声が沸き上がり桟橋も活気付いてきました。大型は、沖目狙いの長竿両グルテンや段底で出ていました。重量部門では15尺前後のセットの宙釣りが良く釣れており釣況を読みエサを合わせた方がしっかりと釣果を重ねていました。
ランチタイムは重量部門と長寸部門で別々に時間をずらして取りました。その間に釣り方を変更する人、餌を再調整する人等午後からの競技再開に向けて皆さん準備に余念がありません。
午後の競技が再開されしばらくして一際大きな歓声が沸き上がり若松さんがかなりの大型を釣り上げました。検寸の結果それまで1位だった45.2㎝を1㎜上回る45.3㎝で大逆転の展開となり大いに盛り上がりました。
残り時間が少なくなっても両部門の選手の皆さんは最後まで諦めることなく競技に集中され午後3時に競技終了となりました。重量の部門の検量を終え第2駐車場にて表彰式が行われました。
各部門の成績発表ではメーカー各社の寄贈品及びマルキユー株式会社さんからは多数の豪華な賞品を頂きました。また、表彰式後に恒例のお楽しみ抽選が行われました。その中でもマルキユー株式会社様から恒例のプライムエリアヘラバックのセットは今回ジャンケン大会で決定することになり大いに盛り上がり当選者が決まると全員が大賑わいとなりました。
重量部門
優勝 | 葛西 弘一 | 14.83kg |
2位 | 北川 忠 | 12.29kg |
3位 | 市村 幸治 | 10.58kg |
4位 | 前山 智孝 | 10.42kg |
5位 | 井上 琢磨 | 8.57kg |
長寸部門
優勝 | 若松 正司 | 45.3cm |
2位 | 内田 真一 | 45.2cm |
3位 | 袋瀬 健二 | 44.0cm |
4位 | 坊 秀男 | 43.5cm |
5位 | 山名 宏治 | 43.5cm |
【重量部門優勝者 葛西 弘一さんの仕掛けと使用エサ】
(仕掛け)
9尺チョーチン
竿:9尺、ハリ:上リフト8号 / 下リグル2号、ハリス:上8cm / 下70cm
(使用エサ)
「粒戦」100cc、「粒戦細粒」50cc、「とろスイミー」50cc、「セットガン」200cc、「BBフラッシュ」100cc、水300cc、「セット専用バラケ」200cc、「セットガン」200cc、くわせ「力玉」
最後にマルキユー株式会社様、松岡釣具株式会社様には大変お世話になりました。また、ご参加頂きました皆様、お手伝い頂いたスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
報告者:野口 実