桜も咲き春らしい最高の釣り日和となった3月25日に熊本県八代郡氷川町(不知火干拓貯水)にて、第9回九州MAC杯が開催されました。
大会当日は40名(会員38名、一般2名)が参加。競技時間は7時~14時の7時間、総重量制、フィールド全体がエリア(国道側を除く)となり、より多くのへら鮒を釣り上げた選手が優勝となります。
MAC杯はこれまでは4月~5月に開催をしていましたが、今年は3月の開催となり、不知火干拓では産卵を意識した魚とそうでない魚が混在する難しい状況となっていました。春の気難しいへら鮒を攻略するため、釣り座選びも重要となり、浅場を狙うか、居付きを狙うか、釣り方もマッシュ系でいくのか、麩系のセットでいくのかの選択も勝敗を分ける大きな鍵となります。当日は、全体的に渋い状態で魚信を出すのも難しく途中で場所を移動する参加者もいました。
厳しい状況のなか、地元アングラーの大黒春夫さんが10キロ近くの釣果を出され、優勝されました。
■上位3名(左から2位、1位、3位)
【大会結果】(敬称略)
1位 大黒 春夫 9,215g 熊本県八代市
2位 直野 芳幸 6,820g 熊本県熊本市南区
3位 村上 寛 4,025g 熊本県熊本市東区
■1位の大黒さん
(1位の大黒さんのコメント)
釣り座の水深は1m位で、浅いと魚が小さく、深くすると魚は大きくなったが、深い棚ではアタリが少なく浅い棚を我慢して打った。午後から風が出てアタリをとるのが非常に難しかった。
(仕掛け)
竿:15尺、道糸:0.8号、ハリス:0.5号(上30cm・下40cm)、針:上下6号、浮き:全長19cm(ボディ6cmパイプトップ)
(エサ)
「マッシュダンゴ」2+「巨べら」2+「ガッテン」1+水1.5
→ 手水で調整し柔らかく仕上げる。
■「MAC」とは?
MFG(マルキユー・ファン・グループ)内のへら鮒釣り部門(MAC)です。『九州MAC杯』はイベント名で、九州MACという組織はありません。
※「MAC」の意味は『マルキユー愛好会』です。M(マルキユー) A(愛好) C(club)