第5回チョーチン王決定戦

投稿者: | 2017年4月21日

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2017年3月20日(祝)MFG関西へら鮒釣り部(MAC)第5回チョーチン王決定戦が水藻フィシングセンター(大阪府貝塚市)で行われました。参加者30名。今回は女性の参加者はおられなかった。

待ちに待った季節「春」の到来、朝晩の冷え込みが厳しいものの日中は暖かくて絶好の釣りシーズンとなるでしょう。一方、野釣りの方では毎年この時期から乗っ込みシーズンに入るが今年は若干の遅れが見られている今日この頃。さて、管理池ではどう言った感じになるでしょうか。

当日の朝もやや冷え込みが見られた。と言うことは喰い渋りが出るのでは?と思われた。使用する桟橋は2号桟橋北向き、競技規定では総重量でもちろんスレ取りは禁止となっており、釣り座の移動はなしとする。タナはチョーチン、ウキの位置は竿の穂先から使用するウキ1本分以上の間隔を開けなくてはならない。そして、餌は床には着けてはならないので、この水藻FCでは場所によって異なるが10尺位まででしょう、しかしながら極端な喰い渋りが見られた場合の対策として超ロングハリスとなると床に着いてしまうので注意を要することとなる。

受付と同時にくじ引きによって釣り座が決まり、各自桟橋に打たれた番号に基づいて入釣、時間と共に競技開始となった。予想通り喰い渋りが見られるのか出足は遅いようで、竿立ちが悪く感じた。ほとんどの人が7尺だが中には8~9尺、といろいろである。そして、上バリに付けるバラケ餌(寄せ餌)の大きさも人それぞれ、大きい人も居れば小さい人も、又は寄せに肝心となるバラケ餌をタナまで持たさない(ゼロなじみ)や、トップがなじんでからすぐに抜ける(抜き)、そしてトップをドップリとなじませてチョーチン独特のタテさそいでバラケ餌を抜いて行くとか。食わせ餌を付ける下バリの長さもいろいろ、50cmもあれば70~80cmも見られた。その食わせ餌も力玉、その力玉をさなぎ粉に漬けたもの、又はあたり(魚信)の大小を状況にあわせて使い分けたり、感嘆にさなぎ粉をブレンドして普通は水で練り上げるのだが最近ではコーヒーやお茶、人によってはいろんな液体で練り上げるとのことでした。やはり、ポイントによって差があるのか桟橋の奥から順に1フラシ(約20枚)の計量者が出る。偶然なのか親子での参加者、又は同じクラブの仲間達、仲のええ友達同士が隣に並び、お互いにリラックスしながら、いろんな釣り談議が飛び交う光景も見られ、ボヤキや笑い声が飛び交いながらも皆さん楽しい釣りをされていました。

午後からは気温も上がりええ感じになるかも?とも思われたが午前中同様、へらぶなの活性は上がらず隣同士でボヤキながらもポツリポツリと枚数を稼ぐのが精一杯、と言った感じで最後まで競技に没頭され、午後3時に大会終了となった。

大会成績  (総重量)      (敬称略)
優 勝  児玉安史  25.3kg
2 位   井上琢磨  20.1㎏
3 位   奥 貴至   19.4㎏
4 位   中野雅治   18.6㎏
5 位   葛西 涼   18.1㎏
6 位   平岡 悟   17.3㎏
7 位   葛西弘一  16.4㎏
8 位   小寺則之  16.1㎏
9 位   大谷貴徳  16.0㎏ (マルキュー賞)
10 位   菱沼 博   16.0㎏

(同重量は受付番号の早い方優先)

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■上位3名
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■マルキュー賞 大谷さん
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優勝者 児玉安史さんの仕掛け

竿=7尺、道糸=0.8号、ハリス=0.3号、ハリ=上6号8cm、下=3号45~50cm、ウキ=5cm グラスムクトップ、バラケ餌=粒戦100、粒戦細粒70、セットガン100、水280、セット専用バラケ200、GTS100パウダーベイトヘラ80、食わせ餌=感嘆サナギ入り10、水10(単位cc)

最後に今回もお世話になりましたマルキュー株式会社、水藻フィッシングセンターの皆様、
ご協力ありがとうございました。
そしてスタッフの皆様お疲れ様でした「おおきに!」