10月21日(日)、第10回九州MAC杯が立岡自然公園の池で開催されました。
大会当日は48名(会員41名、一般7名)が参加。競技時間は7時~14時の7時間、総重量制、堰堤全部がエリア(キャンプ場側を除く)となり、より多くのへら鮒を釣り上げた選手が優勝となります。
今回は麻野インストラクターの提案により、年齢順に釣り座を選んでもらうという工夫を行いました。参加人数も多くなり、滑りやすい堰堤での事故の発生を防止する事に考慮した対策となりました。
大会では48名が並ぶため、釣果の方はあまり期待できないと予想していましたが、優勝された山田さんは驚異の15キロオーバーの釣果を叩き出し、九州MAC杯2度目の優勝を飾られました。
1位 | 山田 将隆 | 15,555g | 佐賀県佐賀市 | (非会員) |
2位 | 大黒 春夫 | 5,910g | 熊本県八代市 | (会員) |
3位 | 星子 慎一朗 | 4,495g | 佐賀県神埼市 | (会員) |
■1位の山田選手の仕掛け、エサ、コメント
(仕掛け)
竿:14尺、道糸:1.2号、ハリス:0.6号(上30cm・下40cm)、針:上下7号、浮き:全長32cm(ボディ:8cm、グラスムクトップ竹足)
(エサ)
「マッシュダンゴ」4+「新B」2+「凄麩」2+水 4
→ 硬めに仕上げる。調整は「軽麩」と手水で軟らかくして練って粘りを出していく。
(コメント)
アタリが出るまでは、馴染んだらすぐに打ち返すテンポで打っていった。アタリが出だしたら基エサに軽麩を挿し、手水で軟らかくし粘りを出して釣った。1枚釣ってしまうと動きが無くなってしまうため、基エサを数投打ちながら魚の寄りを意識した。棚は2メートルから打ち初め、後半は1メートルで通した。
■「MAC」とは?
MFG(マルキユー・ファン・グループ)内のへら鮒釣り部門(MAC)です。『九州MAC杯』はイベント名で、九州MACという組織はありません。
※「MAC」の意味は『マルキユー愛好会』です。M(マルキユー) A(愛好) C(club)