平成27年11月29日(日)熊本県のピンヤ湖に於いて『MFG会員限定の大会』が行われました。
麻野インストラクターの呼びかけにより、九州のMFGへら鮒部門の会員も徐々に増えていき、発足から2年で40名を超える会員数となりました。
今回はMFG会員への感謝の気持ちということで、会員限定での大会としました。
競技方法はかねてより会員の希望であったトーナメント形式となり、釣り座は当て番制、総重量での競技となりました。
ピンヤ湖は、例年MAC杯を開催している不知火干拓貯水池と同様の干拓池で、規模も大きく大勢での例会も行える地元でも人気のあるフィールドになります。
情報では、へら鮒のサイズは尺上がアベレージという事で、大会前からどんなへら鮒が釣れるのか楽しみでした。
大会当日は、午後から雨の予報となっており天候が心配されましたが、大した雨も降らずに風も穏やかで絶好の釣り日和となりましたが釣り座が当て番制ということで、普段一緒に釣りをしない方と並ぶということも有り、いつものMAC杯とは違った緊張感の漂う雰囲気に池全体が包まれました。
7時スタートの合図で一斉にエサ打ちが開始されました、トーナメント独特の緊張感からか中々アタリを出すことが出来ませんでしたが開始1時間を過ぎた頃より、あちこちで竿が曲がってきました。
大会前週の急な冷え込みと人的プレッシャーで、釣果のほうにも影響があるのではないかと心配されましたが14時の検量では管理池顔負けの見事なへら鮒が検量場へ持ち込まれてきました。
参加36名中18名の検量となり、非常に厳しい大会となってしまいましたが、釣果の内容以上に九州でトーナメントができたという充実感を感じたのではないでしょうか。
優勝は瀬口さんで重量は8枚で5キロオーバー、釣り方はなんとトロ巻きということでした。
瀬口さんの話では、両ダンゴで寄せてトロ巻きで仕留めるという緻密な作戦で2位に大差をつけての優勝でした。
麻野インストラクターは、関西の管理池で冬の寒い時期に両ダンゴやトロ巻きで釣りをする事が自分の考えには無かったと驚嘆されていましたが、ピンヤ湖では11月ぐらい迄は両ダンゴやトロ巻きで釣れるとの事でした。
麻野インストラクターの総括では、来年も継続して例年のMAC杯、そして会員限定の競技会を行っていきますので会員の皆さんでMFGと九州のへら鮒釣りを盛り上げて行きましょうという言葉を頂きました。
今回は初めての会員限定のトーナメント形式での大会となりましたが、事故も無く無事に終了する事ができました。
これは、麻野インストラクターをはじめ、会員皆様の協力で成功できた事だと思います。
これからもこのような大会を継続していけるように、会員皆様の理解と協力を御願いします。