MFG関西 へらぶな釣り部門 第2回寒べら釣り大会結果

投稿者: | 2019年3月29日

ka_20190211_1
2019年2月11日(祝)釣り堀りセンター菊水池(和歌山県紀の川市)でMFG関西へらぶな釣り部門第2回寒べら釣り大会が行われました。

「釣り堀センター菊水池」とは谷間を堰き止めて作られた池を利用した管理池で、大阪方面や奈良方面からもアクセスし易い立地条件で山々が育んだ酸素たっぷりの湧き水が池全体に注がれており水質も安定し最深部で4㍍と深いのが魅力とされている。そして、もう一つの魅力は超大型の美形が放流されており、人気度の高い管理池として有名である。

ka_20190211_2
今回も重量部門と長寸部門が設けられ、道路側桟橋に重量部門25名(内、女性1名)山側桟橋に長寸部門26名(内、女性1名)合計51名が参加され、麻野部長の挨拶、続いてマルキユー株式会社大阪支店長薮内様、そして今回はMFG関西支部会長の生駒様も午前中だけ参加されるとのことで一言挨拶を頂きました。

ka_20190211_3
ka_20190211_4
ka_20190211_5
受付終了後、くじ引きによる釣り座が決まり各自桟橋に打たれた番号通りに入釣された。沖目狙いの超長竿30尺、桟橋の下狙いの7尺、それぞれの釣り方で競技が始まった。

曇天のせいか皆さん出足が悪く思えたが時間が経つにつれてあっちこっちでの竿立ちが見られるようになると共に歓声が沸き上がり活気付いた。長竿で大型の一発狙いは白餌主体だが、15尺前後の竿での宙釣りはやっぱりバラケと食わせのセット釣りとなる。上バリ8㌢、下バリ70㌢前後と言った段差のある釣り方が多く、このまま下バリだけを床に着ける段差の床釣りもある。又はハリスの段差が8㌢前後で両バリ共、床に着けるバランスの床釣りも有効となっている。今回、生駒会長さんは浅場の方だったので今回の為に購入されたシマノ嵐月9尺で段差の床釣りをされた。流石、へらぶな釣りも抜群のセンスを持ち良型をゲットされた。

ka_20190211_6
途中で小雨に見舞われながらも各選手達は競技に専念される光景は素晴らしく、中でも重量部門に参加された唯一女性の石井由香里さんの好調な竿裁きが目立った。長寸部門では菊水池自慢とする超大型が未だ見られず尺二寸クラスの美形が姿を現す程度。午後からの勝負に期待となる。

ka_20190211_7
ka_20190211_8
各部門ごとにランチタイムが終わり競技再開となった。作戦を変更する者、そのまま午前中の釣り方を通す者、あの手この手と試行錯誤しながら午後からの競技に専念されている。しばらくして重量部門の中程で46㌢クラスの超巨ベラが上がって歓声が沸き上がる。長寸部門やったら間違いなく優勝かと思われた。

ka_20190211_9
刻々と時間は過ぎ去り残り時間が少なくなっても選手達は最終最後まで粘り強く競技に専念されて、午後四時に競技終了となった。この後、各部門の成績発表ではメーカー各社の寄贈品の授与、そして前日に勝浦でゲットされた新鮮なビンチョウマグロを生駒会長さんが寄贈されたのを全員から抽選となった。そして、マルキュー株式会社さんからはいつものプライムエリアへらバックのセットも抽選となり当選者が決まると全員が大賑わいとなる。参加者全員の賞品授与が滞りなく終わり今回も無事に大会終了となった。

ka_20190211_10
【大会成績】(敬称略)

重量部門

 優勝  岩本 龍貴  13.5kg
 2位  東末 伸之  10.75kg
 3位  引口 勉  7.97kg
 4位  井岡 孝久  7.95kg
 5位  石井 由香里  7.84kg

長寸部門

 優勝  引口 晋  41.5cm
 2位  坊 秀男  39.6cm
 3位  富田 昌彦  39.3cm
 4位  麻野 昌佳  37.4cm
 5位  坂口 泰彦  36.9cm

ka_20190211_11
【重量部門優勝者 岩本龍貴さんの仕掛けと使用エサ】
(仕掛け)
竿:14尺、道糸:0.6号、ハリス:上0.4号 8cm / 下0.3号 75cm、ハリ:上7号、下2号
(使用エサ)
「粒戦」100cc、「粒戦細粒」50cc、「セットガン」100cc、「BBフラッシュ」50cc、水150cc。「セット専用バラケ」100cc、「セットアップ」100cc、「GTS」100cc、食わせ、さなぎ「感嘆」

■重量部門 上位3名
ka_20190211_12
■長寸部門 上位3名
ka_20190211_13
最後にマルキユー株式会社様、松岡釣具株式会社様、生駒会長様ご協力ありがとうございました。そして、スタッフの皆様お疲れでした。おおきに!

報告者:引口 晋