2025年MFG会長のごあいさつ
MFG名誉会長のごあいさつ

MFG名誉会長
(マルキユー株式会社 代表取締役社長)
岡田 信義
「MFG」会員の皆様へ
MFG会員の皆さま、こんにちは。日頃はMFGの活動にご理解とご参加いただき誠にありがとうございます。
昨年は元日の能登地震や豪雨、東北の豪雨災害、南海トラフ地震臨時情報が発表された高知県の地震等でイベントが中止となった地域もありました。また、物価上昇や気候変動による酷暑などで例年のように快適な釣りが出来なかったかと思います。そのような中、全国のMFGではおかげさまで76ものイベントを開催、総数2,585名の会員様にご参加いただきました。ご参加いただきました会員の皆さまに重ねて御礼申し上げます。
今年も各地区で会員同士の交流を通して盛り上がっていけるようなイベントを企画しております。奮ってご参加をお待ち申し上げます。
ところで、私は日本釣振興会(以下、日釣振)の水際線委員会の委員長を務めさせていただいております。その活動として釣界の現状と課題を報告させていただきますと、淡水魚減少、国土交通省遊漁船の安全対策、改正遊漁船業法施行があります。先ず、淡水魚減少に関しては、ネオニコチノイド(農薬である殺虫剤)が原因と思われ https://www.science.org/doi/10.1126/science.aax3442 ただいま調査中です。詳細は日釣振のホームページの淡水魚減少問題特設ページ(https://www.jsafishing.or.jp/special)をご覧ください。
続きまして、国土交通省遊漁船の安全対策に関しては、2022年4月に起こった知床遊覧船の沈没事故がきっかけで小型旅客船等の安全対策が策定され、救命いかだ設置省令公布、施行の予定でしたが、日釣振と日本ジャーナリスト協会が国土交通省に働きかけ現在省令が延期になっております。
同様に、2024年10月より沖の防波堤に利用客を案内することが一部の地域で禁止となりました。日釣振水際線委員会では現在禁止となった防波堤を管理している県港湾課に確認を取っております。
以上のような状況ではございますが、私はこれらの問題を解決すべく日釣振という社外活動を通して今後もMFG会員の皆さまのご意見、ご指導をいただきながら課題解決に尽力して参りたいと思っております。
最後に、会員皆さまのご健康とご健釣を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。
全国MFG地区会長のごあいさつ


MFG北海道会長
日野 和夫
全国のMFG会員の皆様、こんにちは。2024年も、MFG北海道のイベントは、会員皆様のご協力の下に、事故も無く無事に開催されて、終了する事が出来ました。この場をお借りして、役員を代表して御礼を申し上げます。しかし残念な事に、今まで渡船で沖防波堤に渡って行われていた大会が、沖防波堤など立入禁止場所への渡船が出来ないと言う理由で、渡して貰えずにクロダイ大会を、中止せざるを得ませんでした。北海道を取り巻く釣り場環境は非常に厳しく、釣り人による釣り場へのゴミの不法投棄に、違法駐車や漁業関係者とのトラブルなど、釣り人のモラルの欠如や、ルールとマナー違反が繰り返された結果、漁港や防波堤の封鎖や立入禁止・釣り禁止の場所が増えて、釣り場を失う事になってきています。
しかし近年は(公財)日本釣振興会様の「釣り文化振興モデル港」事業のご尽力で、封鎖されていた防波堤が、釣り場解放されて、安全管理・駐車場管理・トイレ問題も解消された、安心して釣りが出来る管理釣り場が出来ました。
MFG北海道としては、微力では有りますが施設を利用した大会を継続して開催し、次世代に残せる釣り場環境を増やす、ご協力が出来れば幸いと思っております。北海道内では釣り場環境を考えた、釣り団体や大会が開催される様になり、少しずつ良い方向に向かっていると感じますが、MFG北海道も大会を通して、ゴミ拾いは勿論の事ですが、ルールとマナーの啓蒙活動を、行っていきたいと思います。会員の皆様におかれましては、個人釣行の際には当然の事とは存じますが、自分の出したゴミは持ち帰り、もし釣り場にゴミが有りましたら、一つでも良いので拾って頂き、是非ご協力をお願い申しあげます。
2024年は北海道として新しい試みで、女性やお子様の参加者にも、優勝のチャンスが有るペアマッチを取り入れて、楽しんでいただきました。
2025年も会員の皆様に「楽しかった・大会に参加して良かった」と言っていただける、大会作りを目指して役員一同で、考えて行きたいと思っておりますので、多くの参加者で盛り上げていただけると幸いです。参加者を増やす為には、会員様を増やす事が最も必要で、会員の皆様のお力をお借りして、ご家族やご友人のご紹介や、大会参加へのお誘いをお願い申しあげます。
2024年は一般参加者の方に楽しんで頂けて新規入会者が増えましたが、更新されなかった会員の皆様がいるのも事実です。役員一同も横の繋がりを持って、色々とアピールして行きますが、是非会員の皆様にも、会員様同士の横の繋がりを持って頂き、団結して盛り上げて頂けるよう、宜しくお願い申しあげます。
最後になりますが、今年度も役員一同、会員の皆様に喜んで頂ける、大会作りを目指して行きますので、宜しくお願い申しあげます。


MFG東北会長
淺野 俊彦
2024年のMFG東北は、4月の秋田県男鹿半島の親善海釣り大会から始まり、5月の山形県庄内浜、6月の宮城県田代島、9月の秋田県男鹿半島で4回のイベントを開催させて頂きました。また、予定していたMFG総会&真夏の祭典(懇親海釣り大会)と青森県大会は悪天候に見舞われてしまい残念ではありましたが安全第一を優先的に考慮し開催を中止とさせていただきました。
毎年の事ではありますがイベント開催する毎に知り合える新しい会員様や、古くからの釣友に会える楽しみは、年々、益々と増えるばかりであり、この新鮮かつ深い喜びはMFGのグループ活動があっての「縁」であると感じております。このグループ活動を多くの会員の皆様にご活用頂きまして、東北各地の釣場のみならず、全国各地の釣り情報やイベント情報を共有して頂き、楽しい釣り時間を満喫していただければと願うばかりです。
恒例イベントとして開催しております「ビッグワンコンテスト」も年々盛り上がりをみせており、東北各地の釣場から夢のビッグサイズが数多くエントリーされております。そして年々、エントリーされる対象魚のサイズも大型化しており、クロダイの60cm…。マダイの90cm…。口太メジナの55cm…。尾長メジナの60cmだってエントリーされることも夢ではなさそうです。会員の皆様には引き続きご参加頂きまして、東北地方の釣りを盛り上げていただければ幸いです。
最後に、今年も会員ファーストを目標に、より良いイベント活動を行なえるように引き続き役員一同努力してまいりますので、今後ともMFGの活動に皆様のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、本年が皆様にとりまして輝かしく素敵な1年になりますように心からお祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。


MFG東日本会長
塩田 哲雄
昨年の1月、大塚仁人MFG東日本会長が亡くなられました。MFGの大会に向けて活動されている中での交通事故でした。大塚さんは東日本各地の大会当日に自ら足を運ぶだけでなく、大会の準備や各方面との折衝にも取り組まれていました。中心人物を突然失ってMFG東日本のメンバーは愕然としました。大塚さんのされていたことが多岐にわたり、その存在がとても大きかったからです。今後も会の活動を継続していくために、話し合い、会長代行を私が務めさせて頂くことになり、9月にMFG東日本の総会で正式に会長を引き継ぎました。大塚さんの仕事ぶりには遠く及びませんが、会員の皆さんの協力と役員の支えを得て、精一杯取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
MFG東日本には、筏かかり釣り部門と磯釣り部門があります。会員の総数は約580名。筏かかり釣り部門は、千葉の勝山、神奈川の長井、静岡の清水で大会を開催しています。磯釣り部門は茨城の常磐大会、千葉の房総大会、伊豆半島では南伊豆大会と西伊豆大会、静岡の駿河大会、新潟の上信大会を開催しています。
昨年までは神奈川県でも城ヶ島大会を行っていましたが、改正遊漁船法による「安全管理の構築」の観点から、大会エリアの一部の釣り場での釣りができなくなったため、残念なことに大会の開催が不可能になりました。
今後は新たな会場を増やし、より一層開催地域ごとに特色を出して、参加者が楽しめる事業を計画してまいりますので、楽しみにして頂けたらと思います。
上記親善大会とは別に、M-1CUPグレ、M-1CUPチヌのMFG東日本会員を対象とした予選を開催しています。一般予選とは別の大会で、MFG会員だけが出場出来る特典なので、MFG東日本の人気事業の一つとなっています。一般予選に参加していた方が会員選抜の予選もあることを聞いて、MFG東日本に入会して、出場するようになった方も大勢いらっしゃいます。様々な大会を通じて釣り仲間の輪が大きく広がっていくのは本当に嬉しいことです。
また、MFG東日本独自のシステムとして『マイスターポイント』があります。親善大会で入賞すると賞によってポイントが付与されます。大会に参加しただけでもポイントが付き、累積ポイントが30ポイントでブロンズ賞、50ポイントでシルバー賞、100ポイントでゴールド賞となり、MFG東日本オリジナル名誉ワッペンを差し上げます。
私たち「MFG」会員は、マルキユー(株)と共に釣り場を美しく、安全で楽しい釣りを、仲間を増やしながら続けて行けたらと思います。これからも「MFG」をよろしくお願い致します。


MFG関西会長
生駒 浩史
皆さま、こんにちは。いつも大会にご参加いただき、誠にありがとうございます。昨年も楽しい懇親大会を開催でき、多くの会員様に心より感謝申し上げます。
ところで、12月の波止釣り大会では、参加者の皆さまにご迷惑をおかけしました。当日早朝、天候が悪化し渡船が出船できない状況となり、担当役員の判断で急遽「キャノンボール大会」に変更し、安全な釣り場での開催とさせていただきました。この場を借りて、迅速な対応をしていただいた役員の皆さまに感謝を申し上げます。そして、柔軟に対応していただいた参加者にも、大変感謝しております。
結果的に、釣果も良好で、無事に大会を終えることができました。この経験は役員一同にとっても良い勉強となり、次回の大会ではキャノンボール大会の採用を検討する話も出ております。
また、渡船を使用する大会につきましては、定員の管理がこれまで以上に厳格となっています。お申し込みは先着順となりますので、参加を希望される方は早めにお手続きいただければと思います。
さらに、2025年9月1日から大会参加申し込み方法が変更になります。これまでのハガキから、MFGのホームページからオンラインでの申し込みとなります。一部部門を除きますが、通信費削減分を賞品費に充てることで、より魅力的な大会を目指してまいります。申し込み開始日は数カ月前にHPに掲載いたします。ご確認の上、期日内にお手続きください。また、天候不良等による中止や延期の際はショートメールにてご連絡いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。お手続きが分からない場合は、お気軽に役員までお問い合わせください。
最後に、今年は盛大な総会を会場にて開催する予定です。ぜひ会員の皆さまもご友人をお誘い合わせの上、ご参加ください。抽選で豪華な賞品もご用意しておりますので、楽しい総会になること間違いありません!
それでは、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


MFG中国会長
中西 毅
皆様こんにちは。MFG中国会長をさせていただいている中西です。2024年のイベントを振り返り、ご紹介させていただきます。
MFG中国では、毎年チヌ釣り懇親会2回、波止チヌ大会1回、磯グレ懇親会1回と8月の総会の計5回のイベントを開催しています。2024年は、1月の波止チヌ大会からスタートしました。場所は山口県徳山沖の堤防で、地元事業部にご提案いただき、初めての開催場所でした。時期的なこともあり釣果は全般に厳しかったですが(私はボウズ)、そこは波止釣りの妙、みんなで並んでワイワイと竿出し、一日楽しく過ごせました。
4月は岡山県笠岡沖で磯チヌ大会でした。M-1CUP予選を兼ねていることもあり、雨が降る中、大変熱気のある大会となりました。笠岡沖は、潮が速い磯、藻が多い遠投場、地波止や一文字堤防、石切場の護岸など多彩な釣り場が広がっており、渡船も多く、瀬戸内屈指の大会会場です。優勝は45cmオーバーを5匹、7kg越えの好釣果。笠岡諸島のポテンシャルが垣間見えた大会となりました。
6月は、磯グレ大会でした。が、大雨と土砂災害警戒情報発令により、あえなく9月に延期となりました。延期日も台風の影響が心配されましたが、何とか山口県光市沖で開催することができました。本大会もM-1CUP予選を兼ねており、勇ましいグレ師が多数集結しました。近年、山口県の瀬戸内側は大型グレが狙って釣れるようになり、大会で50cmオーバーが持ち込まれることも珍しくありません。この日も40cmオーバーを含む良型5匹を揃えた選手が優勝。今後良型グレのエリアとしてますます期待大の会場です。
11月は、島根県と鳥取県にまたがる中海エリアでチヌのキャノンボール大会でした。気軽に参加できることもあり90名近くがエントリー。関西方面からも多数ご参加いただきました。釣り場を自分で選ぶのが楽しくもあり難しいところで、出発前は情報戦が飛び交います。結果、最も東寄りの米子市に近いエリアが超良型を爆釣、3尾で7kg越えの圧巻のスサノオチヌでした。
MFG中国では、2025年は3大会を実施。7月には総会を企画しています。総会はこれまで広島県廿日市市で行ってきましたが、より多くのご参加を目指し、次回は中国地方のど真ん中、広島県世羅町の公共施設をお借りして開催する予定です。
近年、船長の高齢化や法改正で他地区と同様に中国地区でも渡船屋さんが減っています。大人数の大会開催がなかなか難しく、定員制で皆様には大変なご迷惑をかけていますが、より多くの会員様が参加できる大会を模索していきますので、どうぞよろしくお願いします。


MFG四国会長
谷上 芳之
MFG四国会長の谷上です。ここでも時代の流れ、今回から紙からWEBに変更と成った各地区会長挨拶です。令和の時代ですが今年昭和100年。MFG会長職に就かれておられる方は全員昭和生まれで(たぶん)自分の年齢を間違えることなく過ごせる1年に成りそうです。
さてMFG四国地区ですが南に黒潮分流差す太平洋、北に激流流れる瀬戸内海、東西それぞれの海流が回る水道が形成され、四方豊潤な海で、冬はグレ釣り、春秋チヌ、夏にはイシダイと磯釣りフィールドも数えきれないほど有ります。四国西南部(高知県、愛媛県)では日本有数の大型尾長グレを狙える場所やマッスルチヌやビッグママと称される大型チヌ釣り場も有ります。「阿波釣法」と呼ばれ、メーカー磯釣り大会タイトルを過去多く獲得し沢山の磯釣りレジェンドを輩出した徳島県では10隻以上の渡船店を有し、牟岐大島が代表磯で繊細かつ頭脳的な寒グレとの駆け引きが特徴的です。愛媛県宇和島市日振島は各メーカーグレ釣り全国大会開催地とし永年色褪せる事なく、今もグレの魚影濃くトーナメンター最終目標地点として確立されています。香川県、愛媛県の瀬戸内海は独特なチヌ釣りで場所によっては大潮時の干満差が3ⅿもあり自分の先程までの釣座で満潮時にはチヌが入れ食いという事もよくあります。
高速道路が普及した今は四国内の釣り場への移動はそれぞれ最も遠くて3~4時間。有名リゾート地の海にも劣らない近くて綺麗な四国の海でMFG会員の皆さんは四季折々、マルキユーの釣り餌で大きな魚をいっぱい釣っています。
今年度も各支部(徳島、香川、高知、愛媛)で釣り大会を実施しております。会員様も会員以外の釣り人様も奮ってご参加頂ければ幸いでございます。
最後に、本年の会員皆様のご健釣とご多幸をお祈り申し上げます。


MFG九州会長
猪熊 博之
会長職として、2025年で2年目に入りました。昨年のMFG九州のイベントも、役員さまをはじめ会員さまのご協力により、全ての行事を無事に終えることができました。定期大会が3会場、代表決定戦が2会場および定期総会です。
年間行事の各大会にいつも多くの会員さまが参加していただいていることは、MFG九州会員皆さまの組織力と運営の積み重ねによるものだと思っております。
2024年度のMFG九州の会員数は535名いらっしゃいます。定期大会は各会場で70名~120名の参加者によって開催され、その各会場の上位入賞者18名がトーナメント形式で、M-1CUP全国大会への出場権を得られるMFG九州枠の代表者を選出しています。また、2024年8月18日(日)に開催したMFG九州定期総会では98名の会員様にご参加いただき、交流とふれあいの場になっております。そして2025年は5月11日(日)に、初めて熊本県を会場とした大会を開催いたしました。引き続き、より多くの会員の皆様に満足していただけることを第一に、役員と共に運営していきたいと考えておりますので、今後ともMFG九州を宜しくお願いいたします。


MFG沖縄会長
大嶺 均
皆さま、こんにちは。去年もMFG沖縄懇親大会を3大会無事、行う事が出来ました。
2月チヌ釣り大会、5月フカセ釣り大会、9月カーエー釣り大会、チヌ、フカセ大会は全国大会出場枠がかかっているのでコロナ禍前までとは行きませんが多くの参加者がありました。
MFGの大会はキャノンボール方式で影響はないのですが10月に沖縄県全域で防波堤への渡しが禁止、漁港も釣り禁止が増えていく状況になり釣り人のマナーなど考えされる去年でした。釣り場状況、昨今の物価上昇など釣り人にとっても良い状況ではありませんが、今年は3大会を実施。沢山のご参加をいただきありがとうございました。
最後になりますが今年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。