2023年4月30日(日)、MFG九州枠代表決定戦チヌセミファイナルを長崎県宮ノ浦において参加者17名のトーナメント方式で行いました。今回の参加者は2023年3月12日(日)に長崎県一帯で開催された『第19回MFG九州チヌ釣り選手権大会』 の上位17名の選手です。この17名の1位の方が2024年5月に大分県鶴見にて開催予定の「第8回マルキユーM-1 カップ全国チヌ釣り選手権大会」の決勝大会に出場でき、2位~5位の4名が2023年10月15日(日)に長崎県鶴北九十九島にて行われる「第8回マルキユーM-1 カップ全国チヌ釣り選手権大会九州地区準決勝」へ出場できるというもの。競技規定は全てのブロックでチヌ25cm以上の総重量で競います。
大会当日、天気予報では北西からの強風の予報でしたが、風も落ち着き前日の大雨が嘘のように晴天の中で試合が行われました。1回戦では前日の雨で水潮の影響か、17名中、1名のみの釣果。2回戦の釣果に期待しましたが状況は変わらず釣果無しで、抽選での勝ち上がりとなった。決勝戦に残った3名は安部選手、山口選手、中島選手。決勝戦の場所は「追帆崎」、エサ取りの活性が高く、アラカブ、ベラが多く型のいいグレがよく当たってくる状況で、その中からチヌを狙う状況。選手の皆さん付けエサのローテーションなど色んな事を試されていましたが、決勝戦も釣果無しという厳しい結果で幕を閉じた。1回戦での貴重な1尾が勝敗を決め、安部選手が決勝大会への切符を手にしました。
最終結果は、2位の山口選手、3位の中島選手、4位の井上選手、5位の柿本選手の4名が準決勝への出場権を獲得しました。
■上位5名(左から4位、2位、1位、3位、5位)
大会結果 (敬称略)
順位 | 氏名 | 内容 |
1位 | 安部 崇英(福岡県) | 決勝戦結果…0尾 |
2位 | 山口 博之(長崎県) | 決勝戦結果…0尾 |
3位 | 中島 豊(熊本県) | 決勝戦結果…0尾 |
4位 | 井上 直人(佐賀県) | 順位決定戦結果…0尾 |
5位 | 柿本 翔一郎(長崎県) | 順位決定戦結果…0尾 |
6位 | 髙橋 圭介(大分県) | 順位決定戦結果…0尾 |
(1位の安部選手のコメント)「1回戦時」
上がった瀬は「二のハエ」。潮の流れが早そうだったので仕掛けが馴染まないと判断し棒ウキを使用。底から少し浮かせた固定タナに一気に沈める釣り方を最後まで通しました。釣れたタナは竿1本程度で、付けエサは「食い渋りイエロー」。
(仕掛け) 竿:1号-5.3m、リール:2500番、道糸:2.5号、ウキ:棒ウキ1.5号、オモリ:1号・ハリスにG7、ハリス:1.75号、針:チヌ2号
(配合エサ): 「チヌパワーVSP」→ 集魚効果重視で今回が初使用、「爆寄せチヌ」→ 普段から使用している定番エサ、「よせアミ」→ 集魚効果重視で今回が初使用