2018年5月13日(日)、MFG九州枠代表決定戦チヌセミファイナルを大分県・鶴見湾内一帯において参加者27名で行いました。今回の参加者は平成30年4月29日に大分県一帯で開催された『第10回MFG九州チヌ釣り選手権大会』の上位27名の選手です。この27名で3名1組みのトーナメントによって争われ、1位の方が2019年(来年)5月18日・19日の両日、大分県鶴見にて開催予定の「第6回マルキユーM-1カップ全国チヌ釣り選手権大会」の決勝大会に出場でき、2位~5位の4名が2018年9月9日長崎県北九十九島で行われる「第6回マルキユーM-1カップ全国チヌ釣り選手権大会」九州地区セミファイナルへ出場できるというもの。競技規定は全てのブロックでチヌ25cm以上の総重量で競います。
当日は朝から雨が降る生憎の天気でしたが、午後からの決定戦の時には雨も止み白熱した競技となりました。1回戦は3名ずつ9組で対戦し、うち2組が抽選で勝敗は決定したものの、その他はチヌの釣果があり勝敗が決定しました。2回戦へ駒を進めた9名は3名ずつ3組に分かれて対戦。1組は抽選で勝敗を決定し、2組で釣果があり勝敗が決定しました。2回戦を1位で勝ち上がった3名は白崎2番、2回戦で2位の3名の選手は白崎4番で順位決定戦を行った。
潮の流れが早く大変釣りにくい状況でしたが2尾1845gのチヌを釣り上げた矢北智洋選手が優勝、2位は藤川修一選手、3位は吉元広大選手、4位平野芳幸選手、5位市丸大輔選手となりました。今回の大会は地合いを逃さないようにチヌを釣り上げた方が勝ち進んでおり、また残り時間僅かでの釣果などドラマの多い大会でした。
■上位5名
(前方左から2位藤川選手、1位矢北選手、3位吉元選手、後方左から4位平野選手、5位市丸選手)
代表決定戦結果 (敬称略)
順位 | 氏名 | 内容 |
1位 | 矢北 智洋(宮崎県日向市) | 決勝戦結果…2尾1,845g |
2位 | 藤川 修一(大分県国東市) | 決勝戦結果…1尾1,310g |
3位 | 吉元 広大(福岡県京都郡みやこ町) | 決勝戦結果…0尾 |
4位 | 平野 芳幸(長崎県佐世保市) | 順位決定戦結果…3尾5,230g |
5位 | 市丸 大輔(長崎県大村市) | 順位決定戦結果…2尾2,280g |
6位 | 山田 尚弥(大分県豊後大野市) | 順位決定戦結果…1尾2,220g |
●1位 矢北選手の釣果
(1位の矢北選手のコメント)「決勝時」
配合エサはコーンやムギ、タブレットが沢山入っているものを選択。付けエサはエサ取り対策として練りエサ中心に使用。1ラウンドと2ラウンドで各1尾ずつ釣れた。釣れたポイントは瀬ギワから20m~30mラインでタナは1本~1本半。練りエサでの釣果。
(仕掛け) 竿:0.6号-5.3m、リール:2500番、道糸:1.5号、ウキ:00号、オモリ:G4、ハリス:1.5号、ハリ:チヌ2号
(配合エサ): 「チヌパワー激重」、「チヌパワームギスペシャル」、「爆寄せチヌ」、「チヌパワーV10白チヌ」、「湾チヌスペシャル」
(付けエサ): 「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」、「くわせオキアミスーパーハードチヌ」、「特鮮むきエビ」
●報告書作成者(福本 勉)・・・東九州地区事務局