2025年9月21日(日)「MFG九州枠チヌ代表決定戦ファイナル」を長崎県松浦市福島において参加者18名のトーナメント方式で行いました。今回の18名の選手は2025年4月6日(日)長崎県一帯で開催された「第22回MFG九州チヌ釣り選手権大会」で選抜された上位9名と、2025年5月11日(日)熊本県一帯で開催された「第23回MFG九州チヌ釣り選手権大会」で選抜された上位9名の計18名です。
今大会での1位の選手は2026年4月25日・26日に広島県大竹にて開催の「第10回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会(決勝)」に出場でき、2位~5位の4名は2025年9月28日(日)に長崎県北九十九島にて開催の「第10回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会(九州地区準決勝)」へ出場できるというもの。競技規定はチヌ(キビレ含む)9尾以内の総重量で競いました(サイズ規定なし)。
大会当日、心配されていた雨も降らず、今回は無事に開催することができました。1回戦こそ各磯によって釣果にムラはありましたが、2回戦以降は皆さんすばらしい釣果で、福島の魚影の濃さを実感しました。順位決定戦に進まれた6名の選手は、全員3尾以上の釣果で釣り合いとなり見どころ満載でした。
誰が代表の権利を獲得できるか最後まで分からない白熱した試合となりましたが、見事、決勝大会への権利を獲得したのは、4尾、2,450gのチヌを釣った河野忠選手でした。
最終結果は、2位の石井眞一郎選手、3位の平野芳幸選手、4位の橋口拓哉選手、5位の中川雄二選手の4名が準決勝への出場権を獲得しました。
■上位5名(左から4位、2位、1位、3位、5位)
大会結果 (敬称略)
順位 | 氏名 | 内容 |
1位 | 河野 忠(長崎県) | 決勝戦結果…4尾 2,450g |
2位 | 石井 眞一郎(大分県) | 決勝戦結果…4尾 2,415g |
3位 | 平野 芳幸(熊本県) | 決勝戦結果…4尾 1,325g |
4位 | 橋口 拓哉(熊本県) | 順位決定戦結果…6尾 1,520g |
5位 | 中川 雄二(福岡県) | 順位決定戦結果…3尾 1,070g |
■1位 河野選手の釣果
(1位の河野忠選手のコメント)「決勝戦時」
水深が比較的浅いので、仕掛けが余り入らないように、ラインをコントロールして、食い上がってくるチヌを狙いました。釣れたポイントは瀬際から30mほどで、タナは1ヒロ程度。付けエサは「食い渋りイエロー」メインで使用しました。
(仕掛け)
竿:0.6号-5.3m、リール:2500番(レバーブレーキ付)、道糸:ナイロン1.5号、ウキ:0号、オモリ:G4、G2(状況によってG2を付けたり、外したり)、ハリス:フロロ2号、針:チヌ1号と2号
(配合エサ)
「チヌパワームギスペシャル」、「グレパワーV9(徳用)」、「超遠投グレ」
(付けエサ)
「食い渋りイエロー」、「エサ持ちイエロー」、「高集魚レッド」、「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「くわせオキアミ食い込みイエロー(L)」