2019年6月23日(日)、MFG九州枠代表決定戦グレセミファイナルを大分県鶴見において参加者18名で行いました。今回の参加者は2018年11月18日(日)に大分県一帯で開催された『第12回MFG九州クロ釣り選手権大会』 の上位18名の選手です。この18名で1回戦は2名1組、2回戦以降は3名1組のトーナメントによって争われ、1位の方が2019年11月に愛媛県日振島にて開催予定の「第7回マルキユーM-1 カップ全国グレ釣り選手権大会」の決勝大会に出場でき、2位~5位の4名が2019年9月29日(日)長崎県宮ノ浦にて行われる「第7回マルキユーM-1 カップ全国グレ釣り選手権大会九州地区セミファイナル」へ出場できるというもの。競技規定は全てのブロックでグレ25cm以上の9尾以内の総重量で競います。
当日は雨予報でしたが閉会式までなんとか持ちこたえてくれて、無事に雨も降ることなく大会を終えることができました。一回戦、二回戦ともにほとんどの選手に釣果があり、見応えのある試合運びとなりました。決勝戦は3選手共に序盤からグレの活性が非常に悪く、エサとりのバリやチャリコに終始手を焼いていました。特にバリは非常に多かったように見えました。2ラウンド目の交代5分前に薮田選手が価値ある一尾のクロを引き出し、最後まで逃げ切った試合展開となり、決勝大会への切符を手にしました。
最終結果は、2位の城本選手、3位の阿南選手、4位の高山選手、5位の大津選手の4名がセミファイナルへの出場権を獲得しました。
順位 | 氏名 | 内容 |
1位 | 藪田 義人(大分県大分市) | 決勝戦結果…1尾495g |
2位 | 城本 透(大分県大分市) | 決勝戦結果…0尾 |
3位 | 阿南 卓巳(大分県臼杵市) | 決勝戦結果…0尾 |
4位 | 高山 真一(宮崎県児湯郡都農町) | 順位決定戦結果…5尾1,780g |
5位 | 大津 友和(大分県大分市) | 順位決定戦結果…3尾1,900g |
6位 | 幸 鉄也(大分県大分市) | 順位決定戦結果…2尾500g |
●1位 薮田選手の釣果
(1位の薮田選手のコメント)「決勝戦時」
配合エサは梅雨時期なので、エサとりの活性が高いと考えて、まずまとまりの良い「グレパワーV9」と「グレパワーV9スペシャル」を選択し、沖のエリアへの遠投を考えてブレンド。またスロープ状に沈下してくれる「遠投ふかせTR」で横の層にもマキエの拡散性を武器に使用し、あと集魚力を考慮して「爆寄せグレ」と「グレパワーVSP」を配合。足元にはエサとりがいたので、初めは沖の約20mラインを攻めていましたが、グロのアタリはあまり良くなく、釣れるのはバリ、タイなどの他魚でした。ここでマキエをあまり沖に打たず、少し休ませる意味を含めて、手前の瀬際周りとエサとりの居る外を集中して仕掛けを入れたら、運良く1尾が釣れました。唯一の釣果は2ラウンド目で釣れて棚は瀬ギワから10mくらい沖の2ヒロ程度。
(仕掛け) 竿:1.25号-4.7m、リール:2500番、道糸:1.5号、ウキ:0α、オモリ:G5、ハリス:1.5号、ハリ:グレ5号
(配合エサ): 「グレパワーVSP」、「グレパワーV9」、「グレパワーV9スペシャル」、「爆寄せグレ」、「遠投ふかせTR」
(付けエサ): 「くわせオキアミV9(M)」、「くわせオキアミスペシャル(M)」、「グレ丸」、「くわせオキアミスーパーハード(M)」に「グレにこれだ!」と「活性起爆材・グレ」を漬け込んだもの
●報告書作成者(茂 大樹)・・・MFG九州 東九州地区事務局