2018年2月18日(日)、MFG九州枠代表決定戦グレセミファイナルを長崎県宮之浦において参加者27名で行いました。今回の参加者は2017年11月13日に長崎県一帯で開催された『第11回MFG九州グレ釣り選手権大会』 の上位27名の選手です。この27名で3名1組のトーナメントによって争われ、1位の方が2018年11月24日、25日の両日に愛媛県県日振島にて開催予定の「第6回マルキユーM-1 カップ全国グレ釣り選手権大会」の決勝大会に出場でき、2位~5位の4名が2018年9月30日大分県鶴見にて行われる「第6回マルキユーM-1 カップ全国グレ釣り選手権大会」九州地区セミファイナルへ出場できるというもの。競技規定は全てのブロックでグレ25cm以上のグレの9匹までの総重量で競います。
当日は天候に恵まれ、潮も昼まで上げ潮ということもあり、期待大と思われましたが期待に反して水温も低く、魚の動きを把握するのが難しいといった感じでした。しかし、会員の皆様はこの状況下においても、配合のブレンドや付けエサを工夫され、また日ごろの釣技をいかんなく発揮されて、僅差の試合が多く見どころの試合が満載でした。
決勝でも状況は変わりませんでしたが、代表決定戦らしく素晴らしい戦いで、早く状況を把握された田代選手が価値ある一尾を仕留められ、代表を掴みとられました。又、2位の八次選手、3位の横田選手、4位の壁總選手、5位の桑原選手の4名がセミファイナルへの出場権を獲得しました。
●上位5名
(後方左から4位壁總選手、5位桑原選手 、前方左から2位八次選手、1位田代選手、3位横田選手)
代表決定戦結果 (敬称略)
順位 | 氏名 | 内容 |
1位 | 田代 康平(佐賀県) | 決勝戦結果…3尾1,075g |
2位 | 八次 秀樹(佐賀県) | 決勝戦結果…1尾1,015g |
3位 | 横田 宏徳(福岡県) | 決勝戦結果…2尾685g |
4位 | 壁總 誠(佐賀県) | 順位決定戦結果…3尾3,550g |
5位 | 桑原 将太(長崎県) | 順位決定戦結果…3尾1,900g |
6位 | 平野 芳幸(長崎県) | 順位決定戦結果…1尾1,325g |
●1位 田代選手の釣果
(1位の田代選手のコメント)「決勝戦時」
大会前の宮ノ浦釣行でグレが食う深さが浅かったり、深かったりと様々だったのでなるべく上から下まで均等に広がる配合エサを選択。付けエサは3種類をローテーションして使用。決勝では本流が流れる磯でした。一、二回戦と潮の中では釣れず、瀬際や潮のヨドミ、引かれ潮などの緩い潮でしかグレの反応が無かったのでなるべくそんなところを探して釣りました。1ラウンド目にワンド側に入ったのでここで釣らないといけないと思っていたが、1尾しか釣りきれず焦りましたが、慌てずに一投一投を丁寧に集中して釣ることでなんとか追加することができました。
(仕掛け) 竿:1.25号-5m、リール:2000番、道糸:1.5号、ウキ:0~00号、オモリ:G2~G6、ハリス:1.5号、ハリ:グレ4~6号
(配合エサ): 「グレパワーV11」、「グレパワーV9スペシャル」、「爆寄せグレ」
(付けエサ): 「くわせオキアミスーパーハード(M)」と「くわせオキアミスペシャル(M)」に「グレにこれだ!」と「活性起爆材・グレ」を漬け込んだもの、「特鮮むきエビ」