MFG北海道へら鮒釣り大会が令和5年5月28日に開催されました。
大会エリアは「茨戸川」と「篠路川」。開催当日は、だらだら乗っ込みの状態で入釣ポイントも絞りづらい状況の中でしたが、前評判では、風裏となる「生振大橋」付近が本命ポイントとなると予想されます。
午前4時に受付を開始し、44名の参加者(会員34名、一般10名)は受付を済ますと、それぞれ目指すポイントに散らばっていきました。
大会規定により、20cm以上のへら鮒5枚の合計重量で順位が決定されます。納竿は正午で、検量終了時間が午後1時までとなっており、午前10時半頃から雨が降り出したせいか、午前11時半を過ぎると、早上がりした参加者が釣り上げたへら鮒を大切に抱え、続々と戻ってきました。
▼会長挨拶
優勝は、生振大橋の左側に入座し、8尺ザオを使用して両ダンゴの底釣りを行った札幌市の宇藤常男さん。仕掛けはミチイトが3.0号、ハリスは1.75号を短ス32cm、長ス40cmとし、上バリは15号、下バリには13号をセット。エサのブレンドは「マッシュポテト」2杯、「尺上」1杯、「凄グル」1杯、「わたグル」1杯を水6杯で仕上げたもので、5枚合計重量は5.7kg。
▼優勝 宇藤常男さん
また、大型賞は、第三水門に入座し、10尺ザオで両マッシュの底釣りを行った札幌市の川代正由さん。仕掛けはミチイトが1.2号、ハリスは0.8号を短ス25cm、長ス35cmとし、上バリに7号、下バリには6号をセット。エサのブレンドは「マッシュポテト」と「尺上」を3対1で混ぜたもの200ccを水220ccで仕上げたもので、42.5cmをゲット。
▼大型賞 川代正由さん
なお、宇藤さんが釣り上げた最長寸は42.5cm、川代さんの5枚合計重量は5.7kgで、奇しくも重量、大型が両名同じ記録となったため、重量優勝と大型賞の受賞者の決定はジャンケン勝負に委ねられました。
(成績:20cm以上ヘラブナ5枚合計重量)※敬称略
優勝 | 宇藤常男(札幌市) | 5.7kg | |
2位 | 土合輝男 | 5.5kg(同重量) | |
2位 | 葛西勝明 | 5.5kg(同重量) | |
2位 | 原敏彦 | 5.5kg(同重量) | |
5位 | 古谷正清 | 5.3kg | |
大型賞 | 川代正由(札幌市) | 42.5cm |