2020年冬のクロダイ釣り大会

投稿者: | 2020年2月10日

2020年1月19日(日)第7回クロダイ大会が函館沖防波堤で開催されました。

冬に釣れるクロダイは寒チヌと呼ばれ、特に北海道の寒チヌは雪国の低水温を生き抜くためにより多くの脂肪をまとった寒冷地仕様のクロダイです。今回の参加者は6名。天候は晴れで最低気温-5℃、大会終了の昼には2℃まで上昇し絶好の釣り日和となりました。

この開催地では昨年夏に会員が2枚のクロダイを上げています。冬の大会でも何とかクロダイが釣れる事を期待しつつ、クロダイが釣れない場合はアブラコ(アイナメ)を対象魚として大会はスタートしました。

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渡船にてAM6時過ぎに函館沖防波堤に到着。潮回りは長潮。釣り場は参加者5名が灯台近くにかたまり、1名が反対側で竿を出していましたが、釣れるのはガヤ(エゾメバル)と小さなホッケのみで一向に対象魚の生態反応はありませんでした。

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大会開始後、数時間程沈黙が続き数人が釣り場を移動し参加者全員が悪戦苦闘していましたが、いつの間にか斉藤氏が30cm超のアブラコ(アイナメ)を釣り上げていました。

近年、この釣り場ではクロダイ以外も魚影が薄く、アブラコ(アイナメ)もレギュレーションを30cm以上に変更して臨んでいます。その後、30cm以上のアブラコ(アイナメ)は斉藤さん以外誰も釣り上げる事ができず大会は終了。

結局、クロダイの顔を見る事はできなかったが、アブラコ(アイナメ)32cmを釣り上げた斉藤氏が優勝。準優勝以下は大会恒例じゃんけん大会(笑)となり例年通りじゃんけん大会で大いに盛り上がる。

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△優勝賞品を手に取る斉藤氏。

今回もクロダイの姿を見る事はできませんでした。いつもは釣れる外道のタナゴも殆ど釣れておらず、温暖化の影響なのか海の状況がここ数年変わってきているように感じました。次回、夏の大会ではクロダイの姿を見られるよう会員一同頑張って行きます。