平成29年6月11日(日)、MFG中国支部懇親グレ釣り大会を山口県光沖の磯で開催しました。参加人数は56名で、梅雨時期にもかかわらず好天に恵まれました
例年この時期の光沖は、瀬戸内では珍しい40cmオーバーの釣果もコンスタントにあり、柳生インストラクターが2週間前に前釣りをされたときも好釣果であったことから、大いに期待が持てます。
光沖の尾島、牛島に1隻、祝島に行く予定の船はアジが多いとのことなので、好調の下松沖、笠戸島に2隻向かいました。元々、祝島は良型が出ますが、釣果にムラがあるエリアなので、この船割りなら全員に釣果が期待できます。
私は笠戸島の割と沖側にある、ひな壇という磯に上がりました。そこまで良い磯ではありませんが、足場の良い遠投釣り場です。通常ですと沖で30cmオーバーが拾えるので遠投で狙いますが、食ってくるのはキーパーに届かないサイズばかりです。
そのうちアジも沸いてしまい、前評判通りにはいかない状況です。「魚玉ハード」で中間距離を狙い、なんとかポツポツとキーパーを拾いますが、最後まで良型は拾えず納竿となりました。
全体的な状況は、海水温の上昇が瀬戸内海にも影響しているのでしょうか、釣れていたのは限られたエリアのみで、光沖に至っては最高で4尾と、この時期には考えられない貧果に終わりました。
それでも釣れているエリアの方は5尾で2,500gの釣果があり、上位の検量は混戦模様です。そんな混戦を制したのは、山口の藤井信之さん。2,820gで、2位に200g以上の差を付けました。藤井さんは昨年もこの大会で優勝しており、2年連続のM-1CUP出場権を獲得しました。
2位は大混戦で、笠戸島の船内で3名の釣果が同重量です。厳正なるジャンケン?の結果、大知豊さんが2位に収まりました。3位は光沖エリアで唯一、4枚の釣果を上げた美之口さんでした。
場所ムラが多く釣果はいま一つでしたが、天候にも恵まれ、会員の皆様の交流の場としては充分な役割を果たせた一日でした。
参加された会員の皆様、役員の皆様、大変お疲れ様でした。
順位(敬称略)
優勝 藤井 信之 5尾 2,820g(栄勇丸)
2位 大知 豊 5尾 2,580g(釣好丸)
3位 美之口 和也 4尾 1,520g(勇貴2)
4位 大知 正人 5尾 2,580g(釣好丸)
5位 西田 智之 5尾 2,480g(栄勇丸)
6位 竹中 満和 2尾 800g (勇貴2)
7位 小松 和伸 5尾 2,580g(釣好丸)
8位 林 能伸 5尾 2,400g(栄勇丸)
9位 石本 正幸 2尾 660g (勇貴2)
※各船横取り方式で順位を決定。
≪報告者:MFG中国役員 岩田 則之≫