新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、3年振りとなりましたMFG北海道へら鮒釣り大会が令和4年6月19日に開催されました。
今大会は、当初、乗っ込みの真っ最中であった5月29日に開催を予定し、好釣果続出を期待しておりましたが、最大瞬間風速が13mという強風が吹いたことから、事故防止のために順延せざるを得ませんでした。
開催当日(6月19日)は、ハタキ後の一服状態という厳しい状況の中でしたが、午前4時に受付を開始し、42名の参加者(会員32名、一般10名)は受付を済ますと、それぞれ目指すポイントに散らばっていきました。
大会エリアは「茨戸川」と「篠路川」。20cm以上のへら鮒5枚の合計重量で順位が決定されます。納竿は正午で、検量終了時間が午後1時までとなっており、午前11時半を過ぎると、釣り上げたへら鮒を大切に抱えた参加者が続々と戻ってきました。
優勝は、生振大橋脇の水門付近に入座し、16尺ザオを使用してバラグルセットの宙釣りを行った雨竜町の松葉繫良さん。仕掛けはミチイトが1.0号、ハリスは短スが0.6号を30cm、長スは0.5号を40cmとし、上バリは6号、下バリには5号をセット。バラケエサのブレンドは「尺上」100cc、「マッシュポテト」100ccを水200ccで仕上げたもの、クワセエサは「グルテン四季」で、5枚合計重量は4.0kg。
また、大型賞は、生振大橋の上流左岸に入座し、13尺ザオで両マッシュの底釣りを行った由仁町の福山承彦さん。仕掛けはミチイトが1.0号、ハリスは0.5号を短ス35cm、長ス45cmとし、ハリは上下とも6号をセット。エサのブレンドは「マッシュポテト」200cc、「新べらグルテン」100cc、「尺上」50ccを水230ccで仕上げたもので、40.5cmをゲット。
(成績:20cm以上へら鮒5枚合計重量)※敬称略
優勝 | 松葉繫良(雨竜町) | 4.0kg | |
2位 | 中西秀治 | 3.7kg | |
3位 | 川代正由 | 3.5kg | |
4位 | 芳賀敦浩、脇田光明、榊貴之 | 3.4kg(同重量) | |
大型賞 | 福山承彦(由仁町) | 40.5cm |