当初6月26日に隠岐島前エリアで開催予定でしたが、荒天により開催日を10月15日、会場を境一文字波止へ変更して開催いたしました。参加者は中国5県全県から集まり、58名の参加者で盛大に行いました。
当日の天気は、雨の心配はありませんでしたが、正午前ごろから東寄りの風がやや強めに吹く予報が出されていました。4時30分から受付を行い、3便に別れて約1km沖にある波止に渡ります。この波止は全長約4kmと長く、その全面がポイントとあって、多くの釣り人が押し寄せても釣りを楽しむことが可能です。この時期は特に回遊性のグレが楽しめるとあって、参加者の好釣果により、更に親睦大会が盛り上がる事を期待し、検量規定はグレの20㎝以上9尾までの総重量として行いました。
夜明けと伴に各自がポイントを選択し、釣りを開始します。ポイントによっては良型のアジが邪魔をするポイントもありましたが、各所で竿が曲がり始めました。
日中になるとグレの活性も今一で餌取りに苦労するポイントもあったようです。しかし納竿1時間前に東風が強く吹き出し、釣り辛い状況とはなりましたが、逆に海面がザワザワする事により全体的にグレの活性が上がったようです。
12時30分(3便目は13時20分)に納竿とし、検量を行いました。
検量を行った結果、波止の南側で竿を出されていた、藤井信行さんが、終盤にグレの活性が上がったタイミングを逃さず、9尾4720gで見事に優勝を飾られました。
藤井さんはMFG推薦枠としてM-1CUPグレ全国大会への出場権を獲得されました。
回遊グレの時期としては、丁度良いタイミングでの開催でしたが、当日はグレの活性は今一で、全体的に3尾前後の釣果に苦戦する会員が多い状況でした。その様な中、9尾揃えられた上位選手は流石の一言でした。
閉会式では、マルキュー株式会社大阪支店の木村次長より、10月に発売となるオールウェザースーツの商品説明を頂き、マルキューグッズ、集魚材の抽選会、じゃんけん大会で盛り上がりました。お互いの釣り技術の向上、親睦をさらに深めることが出来た大会となりました。
最後になりましたが、ご協賛を頂きましたマルキュー株式会社様、当日の運営に最大限のご協力を頂きました森脇渡船様、遠方より御参加を頂きました会員の皆様本当にありがとうございました。
【成績表】※20㎝以上のグレ9尾までの重量
優勝 藤井信行(山口) 4720g
※2016年11月開催のM-1カップグレ全国大会出場権を獲得
2位 川中慶威(山口) 3940g
3位 延原拓也(岡山) 3700g
4位 川上修治(島根) 3450g
5位 外輪勝也(広島) 3290g
6位 石丸敏文(広島) 3170g
7位 石田修一(島根) 3100g
8位 小川達矢(島根) 2970g
9位 植田 明(鳥取) 2950g
≪報告者:島根 山本正人≫